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【就労移行支援事業所ウィング・ビートを利用しているメンバーからのメッセージ】 《 毎週金曜日に定期配信！》☆今回はウィング・ビートから就職を果たしたメンバーの投稿です☆

　私は現在、約3年半図書館で本に携わる仕事をしている。仕事の内容は返却された本を棚に戻す仕事、予約された本を棚から見つけて来る仕事、半年に一回本の福袋があるので自分でテーマを決めて三冊本を選ぶ仕事である。
　たまに、本の場所を利用者の方に尋ねられることもあるのでそういう場合、自分に分かれば自分で案内をして、分からなければ分かるスタッフの人に頼むことがとても大切である。自分でわからないことは自分で判断しないことである。
　エッセイ、小説、写真集、マンガ、仕事上さまざまな本を見るし手に取ることになる。物語や考え方に触れあうということは人生にはさまざまな生き方があることを教えてくれる。こういう経験を仕事で得ることができたのはとても貴重であると思う。
　本を読むことが何になるのかと問われればこう答えるだろう。自分の居場所がどこにもないと思った時、自分にはさまざまなホームグラウンドとなる場所があることが分かるし、自分の考えを深めてくれるし、会話のボキャブラリーも増やしてくれる。多分、面接とか面談でも自分の考えを分かりやすく相手に伝えられるようになるだろう。
（就労者:Y.K）