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【就労移行支援事業所ウィング・ビートを利用しているメンバーからのメッセージ】 《 毎週金曜日に定期配信！》

就職が決まり、卒業制作のようなつもりで筆を執らせていただいています。
私はこれまで、仕事や日常生活の中で同じ特性を持った方たちとの交流は少なかったように思います。
それでもウィング・ビートの訓練を通して自分なりに工夫したり、スタッフの方にアドバイスをもらったりするうちに、だんだんと上手くコミュニケーションをとれるようになってきたと感じています。
チームで作業をするプログラムでは他の利用者の方たちと協力して発表に必要な資料を完成させたり、休憩時間にはコミュニケーションを取りながらゲームを楽しんだり、そうしたウィング・ビートで過ごす時間の全てが今の私を作ってくれていると考えています。

個別のプログラムではどの作業もスピードが課題でしたし、チームで行う作業の際も、他のメンバーに助けてもらいながら終了時間に間に合わせることも多かったように思います。
先輩方が次々と就職して行く中で、私自身も新しく入所した方たちをリードしたりする場面も増えてきましたが、正直リーダー的な動きは苦手でした。それでも慣れれば何とかなることも訓練を通して知ることができました。

人とのコミュニケーションについてはまだまだ発展途上ですが、1年5カ月という期間のなかでここまで成長することが出来たのは他のメンバーのみなさんとスタッフの方のおかげですし、そう思える場所だったことが私にとっての一番の財産だと考えています。

（利用者：K・M）