INTERVIEW 04
一人ひとりの悩みを
一人ひとりの生きがいに
小林 亜希子
Akiko Kobayashi
ぽこ・あ・ぽこ
2013年入社
人間関係学部人間福祉学科卒
入社動機
大学で福祉を学び、障害者就労の分野に興味を持ちました。初めて法人見学をした際、一般就労に特化した作業環境、作業内容で訓練を実施している点、民間企業で長年働かれていた非常勤職員が作業指導している点には非常に魅力に感じました。ここでは働く上で必要な多くの事を、実際の企業経験者から学ぶことができます。就労特化だからこそできる支援の幅と自身が成長できる環境に魅力を感じ、入職を決めました。自分らしさを生きがいに
入職して最初の配属先は中部就労援助センターでした。就労援助センターでは就労をご希望されるかたの職業適性や面談を重ねながら、その方が輝ける仕事探しのサポートと安定した就業生活を送り続けるための定着支援を行っています。中部就労援助センターで7年間の経験を積んだ後、ぽこ・あ・ぽこに異動になりました。
ぽこ・あ・ぽこは法人で最も歴史ある通所施設で、2022年時点で300名を超える就労実績を持ちます。たくさんのノウハウが詰まった施設ですが、さらなるサービス向上のために、援助センターで学んだことを生かしながら日々業務に取り組んでいます。
人には個々の特性があります。長い歴史とノウハウをもつ電機神奈川福祉センターだからこそできる、それぞれに合った支援。“ちょっと苦手かも”を“私の武器”に変えていける、そしてその先の笑顔を作ることが私たちの使命だと考えています。
仕事も自分も大切にできる
電機神奈川福祉センターは労働組合の福祉活動からできた経緯を持つ、珍しい社会福祉法人です。労働者を守る労働組合からできた法人だからこそ、「職員の働きやすさ」は抜群です。有休や育休産休制度、その他休暇制度の充実に加えて、実際の取得については会社や職場の理解も深く、今では時間単位の有休制度も導入され、さらにフレキシブルな働き方ができるようになりました。
また職場には女性の先輩も多く、子育てなどプライベートな相談も気軽にできる環境が整っています。私も1年間の育休、時短勤務を経て現在は通常の勤務時間で働いています。
プライベートを大切にできるからこそ、自分らしく仕事にも全力で取り組めます。職場も県内に集中しており駅から近い事業所が多いことから、家庭と仕事を両立したい、という女性にとってはとても働きやすい職場だと感じています。
まずは動いてみては
就職活動において大切なのは「健康で長く働き続けられること」だと考えています。働くために生きるのか、生きるために働くのか。いい仕事をするにはプライベートの充実が必要です。
就職活動は人生の大きな節目の時期です。様々な会社の説明会に参加し、様々な人の話に触れたうえで、自分の「やりたい」と思う気持ちがどこに向いているのか、その時々の気持ちを大事にしながら就職活動を頑張ってください。ご覧いただいたみなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています!!
1日のスケジュール
6:15
起床子どもの保育園準備をしながら自分も準備します。
7:30
出発子どもを保育園に送った後、会社に向かいます。直接企業へ訪問することもあります。
8:30
出勤メールや社内ポータルの確認後、自分のスケジュールを確認します。現在の職場は駅直結なので雨でも濡れることはありません。
8:45
職員朝礼職員の動きや利用者の特記事項など、全体の1日の動きを確認・共有します。
8:55
利用者朝礼ラジオ体操後に各班で朝礼を行い、作業の確認や体調の確認をします。その後、就労移行支援事業の利用者を対象としたワークを行います。
10:00
利用者面談通所者は適宜、就労者は最低月に1回の面談があります。
12:00
昼休憩給食を食べることが多いですが、移動中に外で昼食をとることもあります。
12:45
企業巡回のため移動
13:30
企業巡回就労定着支援として月に1回以上本人や企業と情報を共有していきます。施設にいる利用者は基本毎日会うことができますが、就労されている方は会える頻度も少ないので、信頼関係を築いていくことが難しく、本当に困っていることを打ち明けづらいと思います。常に話しやすい雰囲気を作るように努めています。
また、企業の担当の方ともご本人の勤務状況を確認し、必要に応じて就労者との関わり方に関してアドバイスをすることもあります。さらに求人がないか交渉したり、求人がなくても体験実習をお願いすることもあります。14:30
帰所のため移動
15:00
事務作業企業巡回時の対応などその日にあったことの記録入力やグループワークで使用する資料、利用者やご家族宛のお知らせ等の作成や関係機関に電話連絡を行います。就労者向けの余暇支援(勉強会や集いの場)等の企画も行います。
16:30
職員ミーティングその日あったことの情報共有や今後の対応について職員全員で話し合います。
17:15
退勤就労者の勤務時間後に面談を行うこともあります。
18:30
保育園のお迎え子どもを保育園に迎えに行ってから帰宅します。