INTERVIEW 02
一人ひとりに
寄り添った支援目指して
比嘉 真也
Masaya Higa
わーくす大師
2019年入社
保健福祉学部社会福祉学科卒
入社動機
大学で福祉を学び、3年の時の実習で生活保護を受けている方が仕事を見つけ、生活保護の受給を停止、自立するという場面に出会ったことで就労支援に興味を持ちました。全ての事業所が県内にあり、異動になったとしても引越しをする必要がないことやワークライフバランスを重要視しているなど長く働き続けられる環境にあることに魅力を感じ入職しました。“働きたい”その思いを支援していく
わーくす大師では主に就労移行支援・就労継続支援B型・就労定着支援という事業を展開しています。就職を目指す人、雇用契約を結ぶことは難しいがそれでも働きたい人、現在働いている企業で働き続けたい人、さらに成長するために転職を考えている人など、その人それぞれの「働きたい」を支援しています。 作業訓練として箱折りやチラシ数えなどを行っていますが、その全てが模擬作業や自社製品ではなく企業から引き受けている授産作業です。そのため利用者の方にも責任感を持って訓練を行ってもらいます。身だしなみや言葉遣い、他者とのかかわり方など様々な生活面の支援も必要となります。 作業やグループワークなどを通して身だしなみや言葉遣い、他者との関わり方など様々な生活面の支援・指導もします。定期面談で利用される方一人ひとりと振り返りを行い、ときには他機関と連携して、今後の方針を一緒に考えていきます。
今でも緊張するが、より良い支援を目指して
入職1年目は主に作業訓練を通して利用される方の強みや課題の把握に努めました。利用される方と関わっていくと当たり前のことですが、同じ障害程度の人はいても同じ障害の人はいないということを改めて感じました。その人にとって分かりやすいように説明をすることを意識することで利用者一人ひとりに寄り添った支援を心がけています。 2年目からは就労支援を担当しました。社会人2年目の私より勤続年数が上の就労された方に支援をしていくことや、企業へ一人で訪問し担当の方と話をして今後の方針を決めていくことに初めは不安を感じていました。しかし、私一人で判断がつかない内容は曖昧なままにせずに所内で検討してから正確な情報・助言を伝えていくように努め、回数を重ねることで関係が築いていきました。 今でも緊張はとてもしますが、不安に思うことは少なくなりました。就労された方や企業の担当の方から感謝されたときはとても嬉しいです。
まずは行動!
就職活動するときに一番大切なのは実際に足を運ぶことだと思います。就労支援している時に利用される方へ一度も行ったことのない企業を紹介するわけにはいかないのと同じです。 自分はどんな仕事をしたいのか、働く条件として何が一番大切なのかを考えて納得のいく結果になることを願っています。相談支援に少しでも興味があればまずは見学に来てみてください。
1日のスケジュール
6:30
起床
7:20
出発
8:30
出勤スケジュールとメールチェック
8:45
職員朝礼職員全体の一日の動きを確認します
9:30
利用者朝礼ラジオ体操の後朝礼を行い、作業の確認や体調の確認をします
10:30
グループワークビジネスマナーやお金の使い方など様々な内容を障害程度に合わせて行います
12:00
昼休憩
12:45
企業巡回のため移動電車で移動することもあれば、車で移動することもあります
13:30
企業巡回就労定着支援として月に1回以上本人や企業と情報を共有していきます。施設にいる利用者は基本毎日会うことができますが、就労されている方は会える頻度も少ないので、信頼関係を築いていくことが難しく、 本当に困っていることを打ち明けづらいと思います。常に話しやすい雰囲気を作るように努めています。また、企業の担当の方にはさらに求人がないか、求人がなくても体験実習をお願いすることもあります。
14:30
帰所のため移動
16:30
職員ミーティングその日あったことの情報共有や今後の対応について職員全員で話し合います
17:15
退勤月の残業は平均10時間程度です